あーもう勇者様!タイトルだけでギブアップ!ヒットポイント0になりました!
そんな難しい単語並べないでー!!
タイトルだけ読んでこんなこと思った人がたくさんいるかと思いますけど少し待ってください!
これからの景気動向を探るためにかなり重要な情報ですので、個人投資家にとっては知っておいて損はないです。
RPGゲームで▶戦うのコマンドを選ぶくらい簡単に説明するので最後まで読んでいってください!
サラリーマン勇者のあなた!OL勇者のあなた!数分読んでいただけるだけで金融リテラシーのレベルが上がりますよ!
こんにちは、サラリーマン勇者です。
私サラリーマン勇者は経済的な自由を得るために高配当投資をメインとした投資をしています。入金力をあげるために副業を始め、今ではそれが事業として成長し約2年程たちます。運用額は1000万円を超えており保守的な運用をしているので現在は現金を多めに保有しています。
新設住宅着工件数とは
読んで字がごとく、新しくお家を建築した数のことを指しています。
新しく家を建てた数と景気がどう関係するの?
わかります!金融リテラシーレベルが高くない時代のサラリーマン勇者の僕もそう思っていました。
だれでも最初は意味不明で当然なので1レベルずつ上げていきましょう。
新設住宅着工件数と景気動向の関係性
住宅の売れ行き=国民の購買意欲
家がたくさん売れている状態というのは国民の購買意欲が高まっているときなんです。
- ローンを組むのは安定した収入が見込める家庭の人間
コロナ禍でお客さんが来ないから収入がないよ…っていう人がローンを組んで家は建てないですよね?
家を建てることが影響する企業
- 建設会社
- 建設材料を取り扱う会社
- 買い替えが発生する家具、家電、自動車の会社
家具、家電、自動車なんかは部品を作っている企業もあるので新設住宅着工件数と景気動向には少なからず関係があると言っても間違いじゃないですよね。
ちなみに新設住宅着工件数は国土交通省が毎月統計を取って発表してくれています!
令和2年度の新設住宅着工件数統計
これまでのことを踏まえ令和2年度の新設住宅着工件数を見てみましょう。
- 令和2年度新設住宅着工件数:815,340戸
- 前年度比9.9%減
- 4年連続減少
もう残念な感じになっています。
種類別では下記の通り。
- 持家:261,088戸(前年比9.6%減)(令和元年は増加でした)
- 貸家:306,753戸(前年比10.4%減)3年連続減
- 分譲マンション:107,884戸(前年比8.4%減)
- 分譲一戸建て:130,753戸(前年比11.4%減)5年ぶりの減少
どこを見ても新設住宅着工件数は減少傾向にあります。
新設住宅着工件数減少傾向から読み取る今後の景気
4年連続減少しているという事実
まず新設住宅着工件数が4年連続で減少しているという事実からいえることは
景気後退局面にある。
景気めちゃくちゃいいじゃん!とは言えないと思うんです
リーマンショック時の新設住宅着工件数
景気後退局面であるという根拠の一つとしてリーマンショック時の新設住宅着工件数はどうなっているかお見せします。
- 2008年新設住宅着工件数:1,039,214戸
- 2009年新設住宅着工件数:775,277戸
と圧倒的な減少率…
2008年の新設住宅着工件数は桁が違う(笑)
リーマンショック時の株価暴落などは皆さん知っての通り大不況、株価暴落だったようですし、上場企業を含む約1万5千件の企業が1年のうちに倒産したと言われていますしね。
まとめ
- 新設住宅着工件数である程度の景気動向を先読みできる
- 現在は4年連続新設住宅着工件数は減少傾向である
新設住宅着工件数が減少傾向にあるのに株価は上昇を続けており一時は日経平均3万円を超えていました。
米国でも新設住宅着工件数が減少しているのに同じことが起きています。
実態経済と株価が乖離している状態であるとサラリーマン勇者は考えています。
お金や資産は守る力もとても大切です。
個人投資家、特に高配当投資家は「株価バブルだひゃっほーーー!!!」となって無理に現金ポジションを引き下げないようにすることをお勧めします。
今後もみなさんの資産形成に役立つような情報を発信していければと思いますのでよろしくお願いします。